病院で検診をして妊娠が分かったときは、新しい生命を授かった喜びに溢れる瞬間になるでしょう。 妊娠期間は、お腹の中での成長を感じながらも色々なことに気を使いながらの生活になるため、妊婦さんは大変です。 妊娠中は食事の栄養もよく考えながら摂る必要がありますし、品質にも十分注意を払わなければいけません。 普通に食事をするだけでは、必要な栄養素をバランスよく摂取するのに難しいところもあり、サプリメント・栄養補助食品を摂取する方も多いと思います。 青汁は緑黄色野菜を主として身体に良い栄養素が豊富に含まれていますが、妊娠中に飲んでも大丈夫なのでしょうか? 妊娠中に青汁を飲むメリット・デメリットについて、考えていきましょう。
目次
妊娠初期に必要な栄養素と青汁
妊娠初期に妊婦さんを悩ませることの一つに、つわりがあります。
発症の早い人だと妊娠の4週(約1ヶ月)頃から始まり、2ヶ月から3ヶ月(10~15週)くらいで落ち着く人もいますが、妊娠後期まで長く続く人もいます。
つわりには、下記のような症状があります。
「吐き気、嘔吐」
つわりの際に最も起きる症状で、酷い人は満足に歩くこともできないくらいになります。
「身体がだるい、重い」
常に身体全体が重い感じになり、風邪の初期のような状態が続くこともあります。
「匂いに対して敏感」
妊娠するまで気にならなかったものの匂いにまで過剰に反応し、吐き気を起こす人が多いようです。
「過食」
常に食べていないと、精神的に落ち着かない状態が続きます。
吐き気や身体のだるさが続くと食欲も落ちてしまいますし、でも栄養分をたくさん摂取しないといけない、そんなジレンマにもなり精神的にも感情が不安定になりやすいことがあります。
また過食の症状のときも、つわりは偏食になる傾向があり、必要な栄養分を摂取できなくなってしまいます。
妊婦さんにつわりが何故おこるのかというのは諸説あり、実ははっきりと解明されていません。
数ある説の中に、母親がお腹の赤ちゃんに有害となるものを摂取しないため、というものがあります。
赤ちゃんの身体が作られていく妊娠の時期に、身体の発育に影響を与えるものを本能的に拒否するのが、つわりの症状ということです。
しかし、実際には妊娠初期では食べる物の栄養が赤ちゃんに影響することはありませんので、あまり気にせず食事をしていただきたいと思います。
妊娠初期に必要な栄養素
この妊娠初期に、つわりでも摂ってほしい栄養素をいくつか紹介します。
葉酸
草酸はビタミンB群の一種で、赤血球の生成・細胞の増殖促進・神経の形成に必要な栄養素です。
赤ちゃんの脳や脊髄が形成される妊娠初期には、是非摂ってほしい栄養素の一つです。
1日あたり400~480mgの摂取が推奨されています。
鉄
鉄分は、貧血を防ぐ大切な栄養素です。
妊娠中は赤ちゃんに優先的に栄養素を運ぶため、血液が集中するので鉄分が不足しがちになります。
カルシウム
人体の骨の基礎になるカルシウムも、大切な栄養素です。
赤ちゃんに優先的に使われますので、カルシウムの摂取が不足すると妊婦さんの歯や骨がもろくなる恐れがあります。
食物繊維
妊娠初期は運動不足になりがちで、ホルモンのバランスも大きく変化します。
便秘にもなりやすく、その解消に食物繊維の摂取が欠かせません。
妊娠初期に摂取する青汁の選び方
葉酸・鉄・カルシウム・食物繊維、上記に挙げた4つの栄養素を青汁は豊富に含んでいます。
その他の栄養もバランスよく摂取できますので、妊娠初期に青汁を飲むことは有効と考えられます。
ただ、妊娠初期は匂いや味に敏感になっています。
苦味・青臭さが抑えられたもの、無農薬・無添加物など品質的に安全なもの、牛乳や果汁飲料など他のものを混ぜてアレンジしやすいもの、これらのようなタイプの青汁を選ぶと良いでしょう。
妊娠後期に必要な栄養素と青汁
妊娠の中期から後期に、お腹の赤ちゃんは大きく成長をしていきます。
お母さんのお腹も大分膨らんできて、下半身に大きな負担がかかってきます。
腰痛・足のむくみ・冷え・便秘などが、症状として多く認められるのがこの時期でしょう。
妊娠の後期に摂取してほしい栄養素を紹介します。
鉄分
妊娠初期にも必要とされる鉄分ですが、妊娠後期には最も必要な栄養素です。
お腹の赤ちゃんは日々成長し、鉄分を多く必要とします。
妊婦さんの必要量もかなり増え、1日あたり約20mgの鉄分が必要になります。
カルシウム
こちらも、妊娠初期から変わらず必要な栄養素です。
1日あたり900mgが必要とされ、カルシウムが不足すると妊婦さんの歯・骨に影響を及ぼすだけでなく、赤ちゃんの骨まで弱くなる恐れがあります。
乳製品・小魚などで、積極的にカルシウムを摂取しましょう。
食物繊維・ビタミン
食物繊維やビタミン類は妊婦さんのみではなく、どんな方にも積極的に摂取してほしい栄養素です。
これにミネラルをプラスして、妊婦さんには摂取してもらいたいと思います。
これらを摂取するには、野菜を多く食べることが必要です。
野菜に含まれるカリウムが、手足のむくみを改善してくれます。
妊娠後期に摂取する青汁の選び方
妊娠後期は、妊娠初期以上に栄養素豊富なものを選ぶ必要があります。
野菜を多く摂取することで対応できますが、いつもバランスよく食べるのは難しいでしょう。
そんなときに、青汁を摂取することは有効です。
妊娠後期に必要な栄養素である、鉄分・カルシウム・食物繊維・ビタミン類・ミネラルをバランスよく含むのが青汁の特徴です。
この時期には、匂いに対しての敏感さは大分薄れていると思いますので、苦味・青臭さが多少あっても栄養素が豊富に含まれているタイプの青汁を摂取しましょう。
匂いが苦手な人にはサプリメントタイプもありますので、色々と試してみても良いかもしれません。
まとめ
これらの内容から考えて、妊娠中に青汁を飲むことには大きなメリットは感じられますが、デメリットはあまり考えられません。
不安な場合は、一度医師と相談してから青汁を摂取するようにしましょう。
他の野菜のように過剰摂取で栄養バランスが崩れることもありませんので、毎日摂取することで健康な身体を維持し、立派なお子さんを出産してほしいと思います。
出産後の栄養を補うのにも青汁は向いていますので、出産後も続けて飲むと、さらに健康になれるのではないでしょうか。
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