「青汁を飲んでも効果がなかった」という口コミがネット上にありますが、青汁は本当に栄養がないのでしょうか?お金を出して青汁を購入しても、栄養がないとしたらショックですよね。 そこで、どうして「青汁は効果がない」と言われているのか調査してみました。青汁の野菜不足解消以外の効果についてもご紹介します。
目次
青汁の種類
ひとくちに青汁といっても、使われている原料は商品によって異なります。代表的な青汁の原料と特徴をまとめましたので、これから青汁を購入しようと思っている方は参考にして下さいね。
※「大麦若葉青汁」「明日葉青汁」「ケール青汁」といっても、主原料の他にクマザサや抹茶、ブロッコリー末やホウレン草末などがブレンドされていることがあります。
大麦若葉青汁
大麦若葉青汁は、大麦の実ではなく若葉を原料にした青汁です。大麦若葉はビタミンやミネラルが豊富ですが、硬い繊維質なので食材として調理しても私たちの体には吸収されません。
そこで、大麦若葉を粉末にしたものが「青汁」として販売されるようになりました。青汁はもともとケールを原料としたものが主流でしたが、青臭さが強いので苦手な方も多いです。
その点、大麦若葉を原料にした青汁はほのかな甘みがあり、口当たりが良いので青汁が苦手な方におすすめです。さらに、大麦若葉にはSOD酵素が豊富に含まれているので、みずみずしいお肌を作るサポートをしてくれます。明日葉青汁やケール青汁と比べて鉄分が10倍以上含まれているので、鉄分補給にもぴったりですよ。
明日葉青汁
明日葉は、「今日摘んでも明日には芽がる」と言われているほど生命力の強い植物です。江戸時代に出版された「大和本草(やまとほんぞう)」には、不老長寿の薬として紹介されています。
明日葉の葉や茎を切ると黄色い汁が出ますが、この汁にはポルフェノールの一種である「カルコン」という成分が含まれていて、体の巡りを良くしてくれる働きがあります。体の巡りが悪いと老廃物がたまりやすくなるので、むくみにくい体質になります。
同じく「クマリン」も体の巡りを良くしてくれる成分です。クマリンは過剰に摂取すると肝臓や腎臓に悪い影響を及ぼすので、1日1~2杯を目安に飲むのが良いでしょう。
明日葉は、天ぷらとして食べられることもある野菜です。ケールよりも栄養価がすぐれており、緑黄色野菜の中でもトップクラスを誇ることから「野菜の王様」とも言われています。
ケール青汁
ケールはキャベツと同じアブラナ科の野菜で、目の健康を維持するのに必要なβカロテンやルテインが豊富に含まれています。その量は、βカロテンの含有量が多いとされているトマトの5倍にもなります。
また、ルテインは「天然のサングラス」と言われていて、私たちの目を紫外線やブルーライトなどの有害な光から守ってくれる働きがあります。ルテインは体内で作り出すことができないので、定期的に補ってあげたいですね。
ケールはビタミンEやビタミンCなども豊富なので、若々しい肌を作るサポートをしてくれます。ビタミンEの含有量はブロッコリーより、またビタミンCの含有量はイチゴよりも多いのが特徴です。美容目的で青汁を飲み始めるのなら、すこやかなお肌を作るサポートしてくれる、栄養がたくさん詰まったケール青汁が良いでしょう。
青汁は栄養がないって本当?
青汁を毎日飲んでいるのに思ったような効果が現れないと、「青汁って、本当は栄養ないのかな?」と思ってしまいますよね。トクホ(特定保健食品)でない青汁は、効果や効能が認定されていない健康食品です。誇大広告に騙されて、「青汁を飲むと痩せる」「青汁で便秘が改善する」という表現をうのみにすると残念な結果になりますよ。
もう一つ、「青汁は栄養がない」と思うのは、もしかしたら自分が欲しい栄養が入っていないのが原因かもしれません。青汁は製品によって成分が異なるので、購入するときは成分表をよく見て目的の成分含有量が多いものを選びましょう。
青汁の製造方法をチェック!
青汁の製造方法は、「加熱処理」と「非加熱処理」の2つに分けられます。水溶性であるビタミンCやビタミンB1・B2は熱に弱い性質があります。他に、パンテトン酸(ビタミンB5)・葉酸・カリウム・酵素も熱に弱いので、これらの栄養素を十分に摂取したい場合は非加熱処理された青汁を選んだ方がベターですね。
加熱処理
粉末状になって販売されている青汁のほとんどは、加熱処理がされています。しかし、加熱処理がされているからといって栄養がないわけではありません。
青汁に多く含まれている食物繊維やビタミンA・ビタミンE・鉄分は熱に強い栄養素です。また、青汁をホットで飲んだり加熱調理して使用する場合は、加熱しても栄養が損なわれにくい粉末状の青汁がおすすめです。
非加熱処理
非加熱処理の青汁には、絞った青汁を急速冷凍したものと、原料を-30℃でフリーズドライして乾燥させ、粉末状にしたものがあります。加熱しないので、酵素が壊れていないのが特徴です。
価格は加熱処理された青汁よりも高めですが、栄養価は優れています。しかし、加熱すると栄養が壊れてしまうのでそのままストレートで飲むか、アレンジは冷たい牛乳割・豆乳割にするなどの工夫が必要です。
こちらの記事では、いろいろな果物を使った「フルーツ割り」の作り方をご紹介しています。
青汁だけを飲んでいれば野菜を食べなくても良い?
忙しい方や野菜嫌いの方は、「青汁を飲んでいるから野菜を食べなくても大丈夫」と思いたいですよね。野菜の価格も高騰しているので、値段が安定している青汁のみを摂取すれば良いとなれば家計も助かります。
しかし、残念ながら青汁だけでは野菜の栄養素を全てカバーしきれません。青汁は、緑黄色野菜の栄養はたっぷり含んでいますが、淡色野菜の栄養素は不足しています。青汁はあくまで緑黄色野菜の不足分を補うための健康補助食品です。
青汁の野菜不足解消以外の3つの効果
青汁は、日常的に不足している緑黄色野菜を補ってくれます。体にビタミンやミネラルなどの栄養素が十分に行き渡ることで、嬉しい効果も発揮してくれるのでご紹介します。
1.お通じをスムーズにする効果
青汁に含まれる代表的な栄養素として「食物繊維」があります。食物繊維が不足していると、うんちの原料が足りなくなるので排便の回数が少なくなってしまいます。
食物繊維を含む青汁を定期的に摂取すると、腸を刺激してスムーズな排便をサポートしてくれますよ。
2.肌をすこやかに保つ効果
青汁には、健康な肌作りに欠かせない成分である
- ビタミンC
- ビタミンA
- 葉酸
などが豊富に含まれています。これらの栄養を効率よく摂取するなら、青汁を飲むタイミングは夜がおすすめです。
新しく作られた肌細胞が表面に現れるには28日かかるので、少なくとも1カ月以上は青汁を飲むのを継続してみて下さいね。
3.抜け毛を予防する効果
青汁を飲んだからといって直ちに毛が抜けなくなる、ということはありませんが、抜け毛の原因の一つである活性酸素を発生しにくくしてくれる作用があります。
青汁には、ビタミンCやビタミンE・ポリフェノールなどの抗酸化物質が含まれています。活性酸素対策として青汁を飲むことで、抜け毛の原因をひとつでも減らしてみませんか。
まとめ
青汁は、緑黄色野菜に含まれている栄養がギッシリ詰まった健康食品です。医薬品ではないので飲んですぐに効果が出るということはありませんが、定期的に摂取することで体の調子を整えてくれます。
加熱処理された青汁でも、栄養が0ということはありません。非加熱処理の青汁のほうが栄養価が高いですが、加熱処理をされた青汁は加熱調理をしても栄養が壊れないというメリットがあります。毎日の健康のために、ぜひ青汁を飲むのを習慣にしてみて下さいね。
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