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青汁の裏側を知ろう!

デキストリンと還元麦芽糖水飴の意味とは?

デキストリンと還元麦芽糖水飴の意味とは?

青汁の商品に「デキストリン」や「還元麦芽糖水飴」という原料が入っているのを見かけませんか?消費者からすると、なんで配合されているか分からないですよね。今回は、その謎を解明したいと思います!

デキストリン・還元麦芽糖水飴って何者?

デキストリンや還元麦芽糖水飴は、日常生活ではなかなか目にしないですよね。それらについて、細かくご説明したいと思います。

デキストリン

デキストリンとは、じゃがいもやトウモロコシ由来のでんぷんが原料になっています。

でんぷんは、ブドウ糖がまっすぐ繋がっている状態のことを言います。デキストリンもブドウ糖がまっすぐ繋がっている物質ですが、繋がっている個数がでんぷんよりも少ないもののことを「デキストリン」と言います。

青汁などに配合されているデキストリンは、じゃがいもやトウモロコシ由来のデキストリンに酵素を反応させて、デキストリンの状態に分解している原料なのです。

難消化性デキストリンは何?

デキストリンと名前が似ている原料で、難消化性デキストリンがあります。

難消化性デキストリンも、青汁に配合されている場合が多いです。デキストリンと難消化性デキストリンは、名前は似ていますが全く違う原料なのです!

難消化性デキストリンの原料は、デキストリンと同じでんぷんです。でんぷんは炭水化物なので、糖質と食物繊維で構成されています。難消化性デキストリンは、でんぷんの「食物繊維」だけを取り出して、デキストリンの状態にしている原料なのです。

デキストリンは糖質と食物繊維難消化性デキストリンは食物繊維のみという違いです。

還元麦芽糖水飴

還元麦芽糖水飴とは、でんぷんを原料にして作られる還元麦芽糖(マルチトール)を75%以上含む糖アルコールです。その他は1糖や3糖、4糖以上の糖アルコールが含まれています。

糖アルコールは糖質の仲間ですが、熱や酸、アルカリに強いことや、消化吸収されにくいことなど、同じ糖質である砂糖などとは異なる特徴を持っています。

甘味の感じ方が砂糖と似ており、甘さは砂糖の80〜90%です。砂糖と似ている点はありますが、消化吸収されにくく、カロリーは砂糖の約1/2です。そのため、低カロリー甘味料としても使用されています。

何のために入っているの?

デキストリンと還元麦芽糖水飴は、何のために入っているのでしょうか。今回ご紹介する内容以外の目的で配合している場合もあるので、一説として捉えていただけますと幸いです。

自然な味付けのため!

デキストリンや還元麦芽糖水飴は、ほのかに甘みがあります。還元麦芽糖水飴に関しては、砂糖の80〜90%程度の甘みがあります。そのため、自然な甘みの味付けとして、還元麦芽糖水飴が使用されている場合もあるのです。

青汁に味を付ける場合、添加物(人工甘味料や香料など)を使用するのが一般的です。添加物は、加工食品で使用されるのが当たり前になってきています。しかし、健康食品の場合は、できるだけ無添加なものの方が健康的なイメージがありますよね。また、還元麦芽糖水飴であれば、糖質オフで低カロリーであるというメリットもあります。

デキストリンや還元麦芽糖水飴は、健康食品に適した甘味付け原料でもあるのです!

青汁を溶けやすくするため!

青汁は、青汁の粉末を液体に溶かして飲みますよね。粉末を液体に入れた時、さっと溶けるのは、溶けやすくするための加工がされているからなのです!その加工を「造粒」と言います。文字通り「粒を造る」加工なのです。造粒をする時に必須の原料が、デキストリンや還元麦芽糖水飴です。

大麦若葉やケールなどの緑葉野菜原料は、粉末の粒が細かく、原料をそのまま水に溶かそうとしてもなかなか溶けません。このような場合に、造粒を行います。

造粒はデキストリンや還元麦芽糖水飴の粒の周りに、緑葉野菜原料の粒をくっつけて、大きい粒を造るイメージです。デキストリンや還元麦芽糖水飴には、糖質が含まれているため、熱を加えることで粒の表面が溶け、緑葉野菜原料がくっつきやすくなります。造粒をすることで、粒が大きくなり、粉末が溶けやすくなるのです。

青汁の溶けやすさには、このような工夫が隠されていたのです。
今回ご紹介した造粒の方法は様々あり、デキストリンや還元麦芽糖水飴を使用しなくても加工できる場合もあります。今回ご紹介した内容は、一例として頭の片隅に置いておいてください!

青汁に必要な原料だった!

青汁に含まれる、デキストリンと還元麦芽糖水飴の役割について、ご紹介しました。

青汁メーカーはそれぞれの工夫をして、より良い商品を作っています。そのため、今回ご紹介した内容が絶対的ではありません。しかし、配合している原料は、何かしらに必要だから配合されています。もし、配合されている原料で気になるものがあれば、青汁メーカーに問い合わせてみても良いかもしれませんね!

青汁の裏側を知って、より青汁への理解を深めましょう!

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